LUMEX Seriesとは?

加工技術

加工技術

LUMEX Series の加工技術

01. レーザ焼結

レーザを照射、金属粉末を製品形状に焼結させ造形・加工テーブルに接合。
焼結が終わるとスキージングにより次層となる金属粉末材料を供給。
レーザで焼結させ積層していきます。

02. 深リブ加工

深リブ形状(L/D > 17)

薄リブ形状(L/D > 24)

レーザ焼結による積層造形と、マシニングによる高速切削で、深リブ・薄リブも高精度に加工。
放電加工を用いない金型づくりを可能にしました。

03. 3次元中空構造 (3次元冷却水管)

従来工法

3次元冷却水管
同じ冷却時間でも固化進行

3次元水管を金型内に自由に配置できます。冷却効率を高め、成型サイクルの短縮化を実現するとともに、樹脂固化の均一化により成型品の品質向上にも貢献します。

射出成型サイクル33%短縮

04. 時間短縮

設計から加工まで6割強の時短を実現。
LUMEX Seriesは、金型を分割することなく一体加工できるため、放電加工や組み立て・調整作業が不要。設計やCAM処理時間も大幅に短縮できます。
多数の深リブを有する金型であっても、設計時間では約53%、CAM処理時間は83%、加工時間は80%削減。従来加工法と比べてトータル38%の金型製作時間削減を実現しました。

07. 切削加工

ボールエンドミルによって造形物の輪郭を高速・精密に切削、仕上げします。
すべての造形が終わった後に切削仕上げするのではなく、造形と切削仕上げの繰り返しにより、どのような複雑な形状であっても、下層から上層に向かって構築していけます。

08. ポーラス造形

ポーラス構造とは、気体を通過させられる多孔質構造のこと。LUMEXでは、金属へのレーザ照射条件を変えることで、通気率を自由自在に制御することができ、成型工程でのガス排出やベント機能を持つ金型を製作できます。

11. 一体構造

金型部品の集約化が可能。
複雑な金型も一体造形。金型を分割する必要がなくなり、組み立てや調整も不要。組み付けによる誤差のない金型が可能となります。

13. バックテーパ

バックテーパ形状の加工が可能。C層まで造形後、距離β分離れたαの領域の仕上げ加工を行います。

14. 段ずらし加工【特許第4452692号】

「焼結→中仕上げ→仕上げ」というプロセスを繰り返すことで、仕上げ切削面の変色や、熱収縮による切削した層と造形層の境界に生じる段差を解消する「段ずらし加工」を新規開発。高精度で緻密な仕上げを実現します。

15. カスタムメイド

メッシュ構造も自由に設計、活用できます。

16. ニアネットシェイプ

従来では分割が必要だった部品も、LUMEXでの一体造形により、大幅な軽量化が可能です。また切塵量も大幅に削減することができ、環境性の向上も実現しています。

17. 切削加工前粉末吸引機能

切削前に造形物周辺の粉末を吸引・除去することで、切削の送り速度を速め、かつ大径工具の使用を可能とし、さらなる加工時間の短縮を実現します。また面の加工精度を向上させるとともに、工具の摩耗を抑制し、効率的な切削を可能とします。

※鉄系粉末専用

※パナソニック株式会社は、「切削加工前粉末吸引機能」に関し特許権を有しています

18. 軽量化

スポークモデル

レーザ焼結による積層造形だからこそ可能な中空やスポークを用いることで、強度を保ちながら、従来品に比べ44%もの軽量化を実現。

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